緑内障
緑内障とは
緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が起き、視野が狭くなる病気です。
眼圧の上昇が1つの病因と言われています。
急性発作以外の緑内障は、一般的に自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行していることがあります。
視神経の傷害はゆっくりと起こり、視野(見える範囲)も少しずつ狭くなっていくため自覚症状はありません。
眼圧上昇は、房水の流れが止まったり詰まったりして房水が眼球内に溜まることによって起こります。
緑内障の治療方法
①緑内障の治療は進行をくい止めるために、眼圧を低くコントロールすることが最も有効です。
②治療が遅れると失明に至る場合もあります。一度障害を受けた視神経は元には戻らないため、緑内障を完治させることはできません。緑内障の治療は、視神経がダメージを受けてこれ以上視野が狭くならないように眼圧を下げることが基本となります。
③治療方法としては、点眼薬や内服薬、レーザー治療、手術が一般的です。 自覚症状のない緑内障に対して最も重要なことは早期発見・早期治療ですので、定期的に眼科を受診しましょう。